
~家の外側こそ“家の顔”。DIYで印象を劇的にアップ!~
家の外側——門まわり、アプローチ、玄関前のスペースは、実は、家全体の印象を左右する「顔」ともいえるエリア。
でも、
「なんだか雑然として見える…」「ガーデニング用品が外に散らかってしまう」「玄関前が生活感でいっぱい」という悩みを抱える方は多いはず。
そこで今回は、
“生活感を隠しつつ、おしゃれに見せる” 外構DIYのテクニックを、初心者さんでもできる方法から、プロがよくやる見せ方まで、たっぷりとご紹介します。
アプローチから玄関までの“導線”を整えるだけで、家に帰るたび気分がふっと軽くなり、お客様を迎える時も堂々と胸を張れるようになります。
それでは、家の外側をもっと素敵にするDIYを始めましょう!
Contents
アプローチは家の印象を決める大切なエリア。
ここを整えると“おしゃれな家”に見える近道になります。
外構のプロは、必ず“高さの組み合わせ”を意識します。
低:地面に近いグラウンド雑貨(敷石・小鉢)
中:スツールやプランター台
高:背の高い植木やライトポール
高さに差をつけると、導線に“動き”が生まれ、家に近づくにつれてワクワク感のあるアプローチに。
📌プロのアドバイス
高さを3段階で揃えると、アプローチがスッと洗練されて見えます。
低い・中くらい・高いの“高低差”を意識するだけで視線が自然に流れ、空間にリズムが生まれます。
とくに外構は平面的になりがちなので、高さのメリハリが加わると一気にプロ仕様の立体的なアプローチに仕上がります。
植物をただ置くのではなく、
大小を混ぜて“3点セット”にするのがプロの技。
大:背の高い目隠しグリーン
中:鉢付きグリーン
小:グラウンドカバー植物
この組み合わせで、見る人の視線にメリハリができます。
📌プロのアドバイス
植物は奇数でまとめるとバランスが良く、写真映えも抜群です。
奇数は“抜け感”が生まれて自然なリズムが出るため、視線が滑らかに広がります。
偶数だと左右対称になりすぎて重たく見えがちですが、奇数配置は軽やかで動きが出るのが特徴。
外構は写真に残す機会も多いので、3つ・5つと“奇数セット”で並べると、実物も写真も美しく見えます。
アプローチは、小さな工夫で驚くほど洗練された印象に変わります。
小石を等間隔に敷いたり、背の低いライトを並べたり、タイルを横ラインで貼り分けるだけでも、玄関までの道に“ストーリー”が生まれます。
ラインを作るということは、歩く方向を自然にガイドすること。
人は無意識にラインの流れを追うため、アプローチ全体が整い、家全体がきれいに見える効果があります。
道としての「利便性」だけでなく、“家の印象そのものをデザインする大切な要素”として、ラインづくりは外構のプロも必ず取り入れるテクニックです。
📌プロのアドバイス
アプローチは“水平ライン”を意識すると一気に洗練されます。
ラインを揃えることで視線の流れが整い、導線がスムーズに見えるだけでなく、アプローチの奥行きや広さまでも美しく強調できます。
ライト・タイル・石など“同じ素材で一直線”をつくると、ぐっとプロ仕様のデザインに仕上がります。
玄関前は外構で最も“生活感が出やすい場所”。
雑貨が多くなる場所だからこそ、収納×見せ方が重要です。
玄関前は何かとモノが増えやすく、気を抜くと生活感が表に出てしまう場所。
そこでおすすめなのが、外用フックを使った“浮かせる収納”です。
サビに強いアイアン素材のフックなら、雨・日差しに強く、見た目も外構に馴染みやすいのが魅力。
浮かせて収納できるアイテムはこんなにたくさん👇
🔸ほうき🔸ジョウロ🔸デッキブラシ🔸レインブーツ🔸子供の外遊びグッズ🔸スコップ・ガーデン手袋🔸折りたたみイスやアウトドア小物
これらを「まとめて壁に掛ける」だけで、玄関前の床がスッと片付き、“使いやすさ × 見た目の美しさ”が両立した空間に変わります。
掃除のたびにどかす必要もなくなるので、外構のメンテナンスも驚くほどラクになります。
📌プロのアドバイス
外壁と同じカラー(ブラック・シルバー・グレーなど)で揃えると、収納が“風景の一部”として溶け込んで見えます。
フックの位置は“横のライン”を揃えると一気に洗練され、雑多な印象を防げます。
また、外構は直置きすると汚れや劣化が早まるため、“浮かせる収納”は見た目だけでなく長持ちにもつながるプロも実践する方法です。
今や宅配ボックスには、デザイン性の高いものから、セキュリティ重視のものまで 多種多様。
そのため、家の外観やライフスタイルに合わせて「選ぶ」ことがとても大切です。
ここでは、宅配ボックスのタイプ別の特徴と、おしゃれに見せるプロのアイデアをご紹介します。
💎デザイン重視の“ナチュラル系木目デザイン”
玄関まわりに馴染みやすく、外構と自然に一体化できるタイプ。ガーデニング好きな方、北欧風のおうちに相性抜群。
🪄おすすめポイント
シンプルなアプローチを一気に北欧カフェ風にしたい方
💎シンプルモダンな“金属タイプ”
ブラック・グレー・ホワイトのスチール製が代表的。スタイリッシュで存在感を抑えやすいデザイン。
🪄おすすめポイント
シンプルモダン・インダストリアル・新築戸建ての外構
💎アンティーク風の“装飾デザインタイプ”
ヨーロッパ調のデザインや装飾入り。玄関前のアクセントとして魅力的。
🪄おすすめポイント
可愛い雰囲気が好きな女性向け
玄関前を一気に“整って見せる”最強の方法が、左右対称(シンメトリー)レイアウト。
人は左右のバランスが揃っていると、「落ち着き・高級感・安定感」を自然に感じるため、玄関がホテルライクな雰囲気になります。
例えば…
🔸鉢植えを左右にペアで配置する
🔸フックの高さを左右で揃える
🔸玄関雑貨の色を両側とも同系色にまとめる
🔸ライトを左右に1つずつ置く
🔸植栽の高さも左右で近いものを選ぶ
たったこれだけで「どこか散らかって見える」玄関が、
“意図してデザインされたエントランス”に変わります。
また、左右対称は視線がまっすぐ玄関に向かうため、
アプローチ全体が引き締まり、家全体の印象まで洗練されて見えるのが最大のメリットです。
ガーデニングを楽しみたい方にも、収納を工夫するだけで“おしゃれ×実用”的な空間に変わります。
ガーデニングで使うツールは、つい地面に置きっぱなしになりがち。
しかし、屋外用フックやパンチングボードを使って “壁に掛ける収納” にすると、
実はそれだけで庭全体の印象がグッとおしゃれになります。
見せる収納のメリットはこんなにたくさん👇
🪛使う道具が“ひと目で探せる”
🪛掃除・水やりの邪魔にならない
🪛錆び・汚れ・劣化を防げる
🪛庭のデザインとしても成立する
🪛道具の出し入れがラクで作業効率が上がる
まさに 「実用性 × デザイン性」 の理想の収納方法。
また、カラフルなじょうろ、木製のスコップ、アイアンのツールなど、ガーデンアイテムは“元々かわいい見た目”のものが多いので、壁に飾るだけで 小さなガーデンショップのような雰囲気 がつくれます。
📌プロのアドバイス
ガーデンツールを並べる時は、縦のラインを意識すると整って見えます。
フックを上下に揃えると空間に“縦の軸”が生まれ、
散らかって見えやすい庭でも引き締まった印象に。
また、色や素材を“3種類以内”にまとめると、全体の統一感が増してプロがつくるディスプレイのように仕上がります。
ガーデニングをもっとおしゃれに楽しむなら、植物を“段差で魅せる”棚DIYが断然おすすめ。
木材でつくるナチュラルな棚や、アイアン素材でつくるスタイリッシュなラックを使って、植物を高低差をつけて並べると——玄関前や庭がまるで 「植物の美術館」 のような空間に早変わりします。
植物は“置き場所”ひとつで美しさが大きく変わるため、棚を使ったディスプレイはインテリア性だけでなく、ガーデニングのクオリティそのものを上げてくれる優秀アイデアです。
📌プロのアドバイス
🌱日当たり:
植物の種類に合わせて“光量”を調整できるのが棚の強み。
上段は日光が好きな植物、下段は半日陰が好きな植物……と育ちやすさに合わせて置く位置を選べるのもメリットです。
🌱水やりしやすさ:
棚があると、ジョウロや霧吹きを持ち替えるときも動線がスムーズ。
さらに、通気性の良い棚板にすると水はけもよく、
根腐れや湿気のトラブルを防ぐ効果も。
🌱圧迫感を減らす配置:
棚は置き方次第で重たく見えがちですが、
👉斜めに配置する
👉一段ごとに植物の大きさを変える
👉棚板に隙間をつくる
などの“抜け感”を意識すると、軽やかで洗練された外構ディスプレイになります。
棚は“高さのグラデーション”をつくれるのが最大の魅力です。
植物は高・中・低の順で並べると、視線が自然に流れ、誰でもプロ級のディスプレイが実現できます。
また、棚の素材は外壁や玄関ドアと“素材感を合わせる”と統一感が生まれ、庭の一角がまるでショップのウィンドウのように整います。
縁側・ウッドデッキは、家族が最も長く過ごす癒しの場所。
収納やレイアウトで快適さが大きく変わります。
ベンチの中に
🔸季節雑貨
🔸子供の外遊びセット
🔸ガーデンメンテ用品
などを丸ごと収納。片付けやすく、見た目もスッキリ。
子どもの外遊びグッズは、ボール・縄跳び・シャボン玉・虫取り道具・砂遊びセットなど、、、どうしても散らかりやすいアイテムばかり。
そこで最強なのが、「屋外用ボックス × ラベル収納」 の組み合わせです。
屋外用ボックスは耐久性があり、雨・砂・紫外線にも強いので、玄関前・デッキ・庭のどこに置いても安心。
さらに、ボックスをひとまとめにすると子どもでも自分で片付けやすく、“外遊びグッズの定位置”として最適です。
🎨 デザイン性を高めるポイント
屋外ボックスは色を統一するだけで、外観が見違えるほど美しく整います。
おすすめカラー:白(清潔感・明るさ)、グレー(モダン・外構に馴染む)、ベージュ(ナチュラル・植栽と相性◎)
外構の色味と合わせると、“収納しているのにおしゃれな空間” に見えるのが魅力です。
✏️ ラベル活用で“子どもが片付けやすい”工夫を
ラベルをつけると以下のメリットがあります👇
🔸子どもが“何をどこに戻すか”すぐ分かる
🔸大人が手伝わなくても片付けが完結する
🔸ボックスを開けた瞬間の整理が保たれる
🔸家族全員が同じルールで片付けできる
おすすめは、文字+アイコン(ボールの絵/バットの絵など) のラベル。
小さい子でも直感的に理解できます。
🪄 Point|外構は“素材を揃える”だけで統一感が生まれる
木・アイアン・コンクリート・石材を組み合わせる場合は、3種類以内におさえる
これだけで外構の印象が一気に洗練されます。
🪄 Point|“横のライン”を整えると外構が美しく見える
フック、プランター、ライトの高さを揃えるだけですっきりとした印象に。
🪄 Point|外構は“影”もデザインの一部
夜間はソーラーライトを使うと、光と影が美しいアプローチになります。
アプローチから玄関までの流れが整うと、家全体がキレイに見え、気持ちも前向きに。
🔸植物の高さバランス
🔸生活感を消す壁掛け収納
🔸ガーデン雑貨のディスプレイ
🔸素材や色の統一
これらを少し意識するだけで、外構は驚くほど変わります。
外側が整うと、家に帰るたびに“ほっとする場所”に。
あなたの家も今日から、もっと心地よい空間にしていきましょう。
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