
家に帰ってきて最初に目に入る場所――それが「玄関」。
ほんの数秒しか滞在しない場所ですが、その印象は意外と大きく、
「ここが整っているかどうか」で帰宅後の気分まで変わると言われています。
靴が散らかっている、鍵の置き場が決まっていない、季節感がなくて味気ない…。
そんな小さな“気になるポイント”を、DIYや雑貨で手軽に整えれば、
玄関はぐっとおしゃれで心地よい空間に変わります。
今回は、季節を楽しめる雑貨使いと、
モノが多い玄関でもスッキリ見せる収納DIYを組み合わせたアイデアをたっぷりご紹介します。
Contents
玄関は狭いぶん、DIYの効果がとても出やすい場所。
ちょっと飾る、少し整える、それだけで印象が見違えます。
💡 玄関DIYのメリット
🔸小さな変化で大きな印象アップ
🔸季節感を取り入れやすい(春の花、夏の貝殻、秋の木の実、冬のリースなど)
🔸収納が最適化され、出発前のあわて時間が減る
🔸来客時にも“センスの良い家”として印象に残る
🔸玄関こそ、初心者DIYに最適な場所です。
✨壁に“ちょい掛け”スペースを作る
●帽子
●エコバッグ
●子どもの保育バッグ
●愛犬のお散歩セット
これらはフックを1つつけるだけで“定位置”が作れます。
📌おすすめのDIY
🔸木材+真鍮フックの壁掛けラック
🔸賃貸なら「貼ってはがせるフック」や「マグネットフック」
💡プロのアドバイス
視線の高さを揃えると空間が整って見えるため、フックは横ラインを作るように配置するのがコツ。
靴箱に入りきらない靴が玄関に散らばると、一気に雑然とした印象に。
✨木の棚板+アイアン棚受けで「おしゃれ靴ラック」DIY
🪛お気に入りの靴は見せる収納
🪛それ以外はボックスに隠す収納
これを組み合わせると、玄関が一気にスッキリします。
💡プロのアドバイス
🛠️板の奥行きは25〜30㎝が使いやすい
🛠️下段は家族用のデイリー靴、上段はディスプレイ&来客用のスリッパ収納
玄関でよく探してしまうものと言えば 鍵・印鑑・サングラス・マスクなど…。
✨ミニシェルフやマグネットボードを設置
🔸鍵はマグネット式のキーフック
🔸郵便物は薄型ラックで仕分け
🔸マスクは小さなかごに
📌DIYポイント
🪛子どもが自分で戻せる高さにフックを付ける
🪛家族ごとに“個人ボックス”をつくると散らかりにくい
玄関は季節感を取り入れやすい空間。
プロは「色」「素材」「光」を季節ごとに変えて、まるでディスプレイのように仕上げます。
季節を楽しむ玄関ディスプレイは、
お金をかけなくても“色と素材”を少し変えるだけで完成します。
春は「軽やかさ」
夏は「涼しさ」
秋は「素材感」
冬は「灯り」
この4つを意識するだけで、
玄関が“季節のストーリーを感じる場所”に生まれ変わります。
ここでは、すぐに実践できる季節ごとの“おすすめ雑貨”と“飾り方のポイント”をまとめました。
🌿おすすめ雑貨
🔸桜やミモザのスワッグ・リース
🔸パステルカラーの小物(ピンク・イエロー・ミント)
🔸ガラス+木の組み合わせのフラワーベース
🔸季節のフレームアート(花・植物・鳥など)
🪄ポイント
春は「軽やかさ」と「柔らかさ」が主役。
透明感のあるガラスや、ピンク系の小さな雑貨を足すだけでも印象が変わります。
📸 SNS映え 📸
逆光を利用して花の影を壁に落とすと“春の陽だまり風”で可愛い写真に。
🌿おすすめ雑貨
🔸クリアガラスのボトル・花瓶
🔸貝殻・ヒトデのオブジェ
🔸ひまわり・グリーンのリース
🔸ブルー・ホワイトのカラーアイテム
🔸LEDキャンドルで波のようなゆらぎを演出
🪄ポイント
夏は「涼」をいかに作るか。
おすすめは“ブルーを 1 点だけ入れる”こと。
それだけで一気に季節感と爽やかさが生まれます。
📸 SNS映え 📸
クリア雑貨+自然光=透明感が強まり、
玄関が涼しげに見える写真が撮れます。
🌿おすすめ雑貨
🔸もみじ・ドライフラワーのスワッグ
🔸木製フレームのアート
🔸かご・ラタン素材のバスケット
🔸こっくりカラーの小物(ボルドー・からし色)
🪄ポイント
秋は“素材の深み”を意識。
木・ラタン・アイアンなど「自然素材」を使うと、玄関が一気に温かい雰囲気に。
📸 SNS映え 📸
ドライフラワー×間接照明は“秋っぽい影”が映え、シックな雰囲気が写真で伝わります。
🌿おすすめ雑貨
🔸雪だるま(⛄)やツリーの小物
🔸キャンドル・LEDライト
🔸モコモコ素材・ウールの雑貨
🔸冬のアート(星・雪の結晶・森)
🪄ポイント
冬は“灯りとぬくもり”が鍵。
玄関の暗い位置にライトを仕込むと、あたたかい冬のムードを作り出せます。
📸 SNS映え 📸
ライトを下から当てる“あかりディスプレイ”が冬感を最大化。
夜に撮影しても素敵な写真に仕上がります。
✨玄関マット
季節ごとに素材を変えるのも◎
夏:ジュート、コットン
冬:シャギー、厚手のファブリック
✨ウォールアート
🔸トイレDIYでも人気だった“アート×グリーン”は玄関でも活躍。
🔸シンプルな線画
🔸北欧モチーフ
🔸ボタニカルアート
💡プロのポイント
玄関は光が少ない場合が多いので、白いフレームで明るさをプラスするとGOOD。
玄関照明は、雰囲気づくりの要。
✨短時間でできる照明アップデート
🔸電球を“電球色”に変える
🔸かご+LEDで簡易間接照明
🔸ペンダントライトを低めに設置してカフェ風に
特に夜の玄関がぐっとおしゃれになります。
🪛ステンレス棚+マグネットラック
🪛シート壁紙(剥がせるタイプ)
🪛突っ張り棒+棚板で靴ラック
🪛外せる両面テープのウォールバー
賃貸派も安心して玄関アレンジできます。
玄関は“入口の3秒”で印象が決まります。
でも難しいことをしなくても、プロは「置く・掛ける・光」で整えています。
ポイントは、高さ・色・視線の3つ。これさえ意識すれば、誰でもハイセンスな玄関が作れます。
玄関をセンスよく見せるコツは、たくさん飾ることではなく
“たったひとつ主役を作る”こと。
📌例えば
🔸季節のスワッグ
🔸木製フレームのアート
🔸大きめの観葉植物
🔸お気に入りのオブジェ
主役を1つ置き、周りはシンプルにまとめると、
玄関が一瞬で“洗練された空間”に見えます。
プロは玄関に「余白」をつくることを意識しています。
余白があることで、主役の雑貨がより引き立ち、視線が散らばりません。
💡まとめ:
✅主役はひとつ
✅色数は3色以内
✅周囲に余白=洗練の近道
プロのインテリアコーディネーターが大切にしているのが“水平のライン”。
フック、棚、ポストラックなどを同じ高さに揃えるだけで、空間が整った印象になります。
とくに玄関のような小空間では、
凹凸を作りすぎると雑然と見えるため、
プロはあえて“横に揃える”テクニックを使います。
📌取り入れ方
🔸帽子やバッグのフックは90〜110cmで統一
🔸ミニシェルフや鍵のフックは同じ高さに並べる
🔸ポストラックは「目線より少し下」がバランス◎
これだけで、視覚的なノイズが減り、玄関全体が広くスッキリ見えます。
💡まとめ:
✅高さを揃えると整理された印象に
✅小さな玄関ほど“横ライン”が効果大
✅フックや棚の高さは家族が使いやすい位置に設定
玄関は照明の工夫で雰囲気が劇的に変わります。
プロがよく使うのは、「光を点ではなく面で見せる」テクニックです。
📌例えば
🔸かごの中にLEDライトを入れて“間接光”をつくる
🔸アートの後ろに小型ライトを配置して“背面照らし”
🔸玄関の隅に細長いライトを置き、壁に光を当てる(ウォールウォッシュ)
これらは電気工事不要で、置くだけ・貼るだけでOKの簡単DIY。
「光が柔らかくなる=影ができる」ため、
玄関がふわっと高級ホテルのような落ち着いた空気に変わります。
💡まとめ:
✅点の光 → 面の光にする
✅間接照明は狭い玄関でも取り入れやすい
✅雰囲気・清潔感・高級感が一気に上がる
玄関は家の顔であり、最も“変化を実感しやすいDIYスポット”。
雑貨で季節を楽しみながら、収納を整えれば、
帰宅するたび気持ちが軽くなる、心地よい空間に変わります。
✨主役はひとつ
✨色数は3色以内
✨周囲に余白=洗練の近道
ちょっとしたDIYから始めて、ぜひ“好きな玄関”をつくってみてくださいね。
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