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冷蔵庫掃除の簡単テクニック!冷蔵庫を清潔に保つ掃除のやり方と便利グッズまとめ【キレイな冷蔵庫のコツ】

毎日使う冷蔵庫。気づけば「野菜室の奥にしなびた野菜が…」「ドアポケットがベタベタしていて触るのもイヤ」「同じ調味料が2本出てきた」なんて経験、ありませんか?
冷蔵庫は家族の食事を支える大切な場所なのに、油断するとすぐに汚れや食品ロスの温床になってしまいます。しかも忙しい日々の中で「掃除は後回し」となりがち。気がついたときには大掛かりな片付けが必要になってしまいます。

だからこそ、冷蔵庫掃除は“簡単&効率的に”続けられる工夫が重要です。短時間でできるちょっとした習慣や便利グッズを取り入れれば、冷蔵庫はいつでも清潔でスッキリ。食品ロスも減って節約につながり、料理ももっとラクになります。

今回は、家事でお悩みの方へ「短時間でできる冷蔵庫掃除のやり方」と「便利グッズ」をご紹介します。

💡事前準備で効率UP!

少しの準備で、作業は短時間で終わり、衛生面も安心、さらに片付け後の戻し作業までスムーズに進められます。

準備不足のまま取りかかると、途中で道具を取りに行ったり、処分のタイミングを逃して二度手間になりがち。

そこで大切なのは「効率よく動ける段取り」と「必要なグッズをそろえておくこと」です。
つづきではこの準備を踏まえ、具体的な手順に沿って進めれば、無理なく続けられる“冷蔵庫スッキリ習慣”が始められますよ。

1|タイミングを決める(処分と買い出しに合わせる)

🔸ゴミの日の前日:出た生ごみ・期限切れ食材をすぐに廃棄でき、後処理がラク。

🔸まとめ買いの直前:在庫を見渡してから買えるので、重複買い防止&冷蔵庫が詰まらない。

🔸作業ブロックは30〜45分を目安に(全出しが難しい日は“棚ごと分割”でもOK)。

🔸食材の一時退避は2時間以内を意識(夏場など高温時は1時間以内)。クーラーボックス+保冷剤があると安心。

2|メーカーの取扱説明書を確認

冷蔵庫掃除を効率的かつ安全に行うためには、まずはメーカーの取扱説明書(取説)を確認することが基本です。

各メーカーごとに注意点やおすすめの掃除方法が記載されており、正しい手順に従えば故障や破損を防げます。

💡よくあるお手入れ注意点

●電源について:冷却運転中に内部を強く擦ると故障や感電の原因になるため注意。

●棚・トレー・ケース類:ガラス棚や引き出しは常温になじませてから取り外す。

●本体内側のお手入れ:お掃除用の洗剤や薬品などの注意。

●自動製氷機や給水タンク:お手入れの目安や水垢やカビの発生を防ぐお手入れなど。

そのほか「ドアパッキン部分」「脱臭・除菌フィルター」など部分ごとに注意点があります。

3|外せるパーツの扱い(割れ・ケガ防止)

🔸“戻しやすい”ように、片付け前に冷蔵庫の写真を撮りましょう。配置の再現が楽に。

🔸冷えたガラス棚にいきなり温水NG。室温になじませ、ぬるま湯で洗うと破損を防げます。

4|“掃除キット”を先にそろえる(中断ゼロ作戦)

✅マイクロファイバークロス/スポンジ

✅薄めた中性洗剤、重曹水(ぬめり・臭いに)

✅仕上げ用アルコールまたは塩素系の消毒液

✅綿棒・古歯ブラシ

✅ゴミ袋、保冷剤&クーラーバッグ。

👉手順の基本は「洗浄(せっけん・洗剤)→ すすぎ→ 乾拭き→ 必要に応じて“消毒”」。塩素系を使う場合は洗浄後に。

🌟冷蔵庫掃除の基本ステップ

冷蔵庫の掃除は「何となく拭くだけ」では汚れや臭いの原因を取りきれません。

「全部出す → 洗う → 拭く → 乾かす → 戻す」 の順番が基本。
チェックポイントや便利アイテムを取り入れることで、ただの掃除が「衛生管理+食品ロス削減+時短」に変わります。

ここからは、冷蔵庫掃除を無理なく進めるための基本ステップを、丁寧にご紹介します。

合わせて、「冷蔵庫の整理整頓」のページも読んでみて下さい。おススメはこちら。

 

ステップ1:中身を全部出す

●賞味期限切れや使いかけのまま残っている食品をチェック。

●「残す/使い切る/処分する」に分ける。トレーを3つ用意すると仕分けがスムーズ。

●夏場はクーラーバッグ+保冷剤を用意し、一時的に食材を避難させる。

👉 効果:在庫が一目で把握でき、買い物前の在庫管理にも役立ちます。

ステップ2:棚やトレーを外して洗う

●外せるパーツはすべて取り出す。ガラス棚は常温になじませてからぬるま湯で。

●中性洗剤+スポンジで優しく洗い、ぬめりやベタつきを落とす。

●洗った後は水気をしっかり拭き取り、完全に乾燥させる。

👉 効果:取り外して洗うことで隅々まで清潔に。再び戻すときも気持ちよく使えます。

ステップ3:本体内側を拭く

●重曹水(小さじ1+水100ml)をスプレーし、布で拭き取る。油汚れや臭いに効果的。

●仕上げにアルコールスプレーで除菌。特にドアポケットやゴムパッキンは忘れずに。

●汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤で拭いてから水拭きで仕上げる。

👉 効果:見えにくい部分まで拭くことで、臭いやカビの原因を根本から解決。

ステップ4:元に戻す前に乾かす

●パーツや内側を水拭きした後は、しっかり乾かすことが大切。

●濡れたまま戻すとカビや雑菌の繁殖につながるため、乾いた布で拭き上げるか、陰干しで完全に乾燥させる。

👉 効果:乾燥を徹底することで、掃除後の清潔さが長持ち。

ステップ5:食材を戻す

●収納場所をルール化(例:作り置きは中段、調味料はドアポケット)。

●賞味期限が近いものは“使い切りBOX”に入れて目立つ場所に。

●ラベルに「食材名+日付」を書いて貼ると食品ロス防止に直結。

👉 効果:掃除の仕上げと同時に「整理整頓」も完了し、次回以降の掃除がラクになります。

2|冷蔵庫掃除に役立つ便利グッズ

まずは抑えておきたい基本のお掃除用や消臭用グッズ。

🧴 重曹・クエン酸

油汚れや水垢を落とす万能アイテム

消臭効果もあり、冷蔵庫のイヤな臭い対策に◎

🧻 除菌アルコールスプレー

食品を扱う場所でも安心して使える

パッキンや取っ手部分の仕上げ拭きに最適

🌀 脱臭剤

活性炭や重曹タイプがおすすめ

ニオイ移りを防ぎ、庫内を清潔に保つ

📌効率アップ!役立ち便利グッズ

お掃除がちょっと楽しくなるアイテムをaifaからご紹介します。

3|効率アップなお掃除に!プラスワンの工夫

冷蔵庫の掃除は基本の流れを押さえるだけでも十分ですが、さらに効率を高める“プラスワンの工夫”を取り入れると、驚くほどスムーズに進みます。

ちょっとした習慣や道具の工夫で「掃除の負担」を大きく減らすことができますよ。

1. トレーやケースで「外せる掃除」に

庫内に直接食品を置かず、仕切りケースやトレーを活用して収納すると、汚れてもケースごと取り出して洗えるだけ。

掃除のたびに全部拭かなくてもよいので、時間が大幅に短縮できます。

2. マスキングテープで「ラベル化」

保存容器やボトルに「日付+中身」を書いたラベルを貼っておけば、使い忘れ防止&整理整頓効果が倍増。

掃除のときも「残す/処分」の判断が一瞬ででき、迷いが減ります。

3. 汚れ防止シートで“事前予防”

冷蔵庫専用の汚れ防止シートを棚や野菜室に敷いておくと、液だれや野菜くずもサッと拭くだけでOK。

掃除の手間を“半分”に減らせる予防策です。100均アイテムでも気軽に始められます。

4. 掃除と「献立づくり」を連動

掃除のタイミングで“使い切りたい食材”をピックアップし、週末メニューに組み込むと食品ロスがゼロに。

冷蔵庫掃除がそのまま家計の節約&食卓の工夫につながります。

5. 定期アラームで「習慣化」

スマホのカレンダーや冷蔵庫横のメモに「月1全出し掃除」などを設定。

忘れずに続けられる仕組みを作ることで、無理なくキレイが保てます。

まとめ|簡単にできる習慣を取り入れる!

冷蔵庫掃除を「面倒」から「ラク」に変えるには、日常に取り入れられる小さな工夫がカギ。

「一度に完璧を目指す」よりも、簡単にできる習慣を取り入れることが大切

👉全出し → 洗う → 拭く → 乾かす → 戻す

👉便利グッズを活用して効率化

👉週1回のミニ掃除+月1回のリセットで清潔キープ

トレーやラベルで“整理しやすい仕組み”を作り、汚れ防止シートや定期アラームで“掃除を簡単に習慣化”することで、いつでも清潔で使いやすい冷蔵庫が実現します。

ちょっとした工夫で、冷蔵庫はもっと清潔&使いやすくなります。今日から試してみませんか?