- 収納
あー片付けなきゃ!気付けば、グッズ・文房具・化粧品・アクセサリー・名もなき物たちであふれてしまう机の上…。
特に一人暮らしだと、自分しか使わないスペースだからこそ「つい置きっぱなし」が積み重なりやすく、気づけばモノが山積みに。
実はこの状態、作業効率を下げるだけでなく、ストレスや疲れの原因にもなっています。もちろん運気も下がりますよ!
逆に、整理されたデスクは視覚的にもスッキリして、仕事や勉強の集中力がぐんと高まります。しかも片付いた空間は「自分を大事にしている感覚」にもつながり、毎日の暮らしの満足度をアップさせてくれるんです。
片付けは「一度に完璧を目指すこと」よりも、“仕組み”を作って習慣化することが大切なんです。毎日少しずつ整えることで、自然にスッキリした空間が保てるようになります。
今回は、デスク周りをすぐに片付けられて、そのままキープできる整理整頓のポイントをご紹介します。
Contents
「もうこの汚い机を一気に片付けたい!」という方に向けて、短時間でスッキリさせる整理法をご提案します。
ポイントは「完璧を目指さず、一気に“リセット”して再構築する」ことです。
まずは机の上にあるものを全部どかしましょう。
床や別のテーブルに仮置きして「真っさらな状態」をつくります。
視覚的に“リセット”されると、気分も切り替わります。
仮置きしたものを、以下の4つに分けます。
● 毎日使うもの(PC・文具・ノートなど)
● 週1回程度使うもの(書類、付箋、充電器など)
● めったに使わないもの(予備文具・古い書類など)
● 不要なもの(ゴミ・もう使わない紙類・壊れた小物)
👉 不要なものは即処分。決断が片付けのスピードを左右します。
✅ 毎日使うもの → 机の上か一番近い引き出し
✅ 週1回程度 → 机下ワゴンや棚
✅ めったに使わないもの → 収納ケースや箱にまとめてクローゼットへ
「使う頻度」で置き場所を決めるとリバウンドしにくくなります。
100均一ショップや3COINSなどで「おすすめ整理整頓グッズ」を探しておきましょう。
片付け上手の友達や同僚からの情報収集もマストな整理のコツ。
見て気分が上がるものを揃えるのも整理整頓を習慣にするポイントです。
● ファイルスタンドで書類を縦に収納
● ケーブルボックスで配線をまとめる
● 小物トレーやポーチで文房具や雑貨をジャンル分け
● 同系色の収納用品で統一感を出すと「片付いて見える効果」が倍増
まず「ほとんど使わない物」から収納していきましょう。
先に毎日使う物から机に置いてしまうと、つい「あれもこれも机の上に…」と出しっぱなしになりがちだからです。机の上のディスプレイを考え出すとどんどん時間が過ぎていくので、必ず最後にやるのがコツです。
👉 年に数回しか使わない書類や文具は、クローゼットや引き出しの奥へ
👉 季節物や予備品は、ラベル付きの収納ケースにまとめて保管
この流れで“滅多に使わない物”を先に片付けると、自然に机上は本当に必要な物だけを置く習慣が身につきます。
ポイントは「出しっぱなしにしない仕組み」と「余白を意識すること」です。
視界に入る物が少ないデスクは、気持ちもすっきり。
👉「目線テスト」で、視界に入るものを必要最低限にする
👉 書類は電子化する、必要なものだけ水回りに置く習慣づくり
机を「作業場」に戻す仕組みとして、「仕掛かりBOX(進行中フォルダー)」方式が有効です。
すべての書類をデスクから取り出し、「今使うファイルだけ戻す」仕組みに変えると、一時的な資料が残ることがなくなります。
絡まったケーブルは見た目を乱すだけでなく、掃除の邪魔にもなります。
● タップを机下に固定
● ケーブルボックスやコードクリップでまとめる
● 必要なケーブルだけを厳選して使用
統一感のある収納用品(同系色・同素材)を使えば、収納力がなくても机が“整って見える”効果があります。
飾る物を1つだけ置くだけでも、見た目の満足度がグンと上がります。
意外と気づかないうちに溜まるのが、洗っていないコップ、使わない書類、小物など。
例えば、毎日使い終わったコップはその日のうちに片付ける、不要な書類はその場で処理するなど、「日常的な小さなルール」を決めるだけで整頓感が格段にアップします。
効果を持続させるためには、簡単な“仕組み”を作って習慣化することが大切です。
💡 机の上に置くものを3つまでに絞る
💡 “一時置きトレー”を用意する
💡 書類は「重ねない」で“見える収納”に(書類は「縦」で管理)
💡 持ち出しがある人はトート一発収納(ノートPC・充電器・書類を“バッグ定位置”へ)
💡 “一日の終わりの片付け習慣”を決める(3分ルーティン)
💡 机上は“A4が1枚置ける余白”を常に確保
散らかったデスクは「探す時間」を増やし、判断を消耗させます。
逆に整ったデスクは視界が減り集中が増える。必要なのは“気合いの大掃除”ではなく、小さな習慣+仕組みです。
ここから、今日すぐ始められる実践術を。
🔸なぜ夜リセットが大事?
一日の終わりに机の上を整えると、翌朝「すぐに作業を始められる環境」が完成しています。
朝に片付けから始めると、やる気が削がれるだけでなく出勤や予定に追われて結局片付かずに終了…という悪循環に。
🔑やること(3分ルーティン)
✅ 机上に残すものは、PC/今日のメモ1枚/飲み物のみに制限
✅ 書類は1件ずつクリアファイルに入れて、縦型スタンドに戻す(重ねない)
✅ ペンや小物はカップやトレーにまとめて定位置へ戻す
✅ ゴミは即捨てる
✅ 最後にハンディクロスでサッと拭き掃除
👉仕組みのコツ
● タイマー3分+好きな曲1曲で“終業の儀式化”
● 1in1outルール:新しく机上に置くなら1点戻す
● 席を立つ前に“机上ゼロ泊”が理想
🔸よくある失敗
書類を平積みにすると、下にあるものは忘れ去られる→探すたびに雪崩が起きてさらに散らかる。
🔑おすすめ収納法
● 縦型ファイルスタンド3つ IN(未処理)、ACTION(要対応)、KEEP(保管)
● 透明のクリアファイルにラベルを貼ると、見た瞬間に中身がわかり時短。
👉運用ルール
1> 受け取った紙はまずINに立てる(穴あけ・クリアファイルで厚みを出すと自立して見やすい)
2> 1日1回、IN→ACTION/ARCHIVEへ必ず振り分け
3> 週1でARCHIVEをファイルに綴じて棚へ退避(机上は“流れる紙”だけ)
💡 読み物は「To Read」クリアファイルを作り、カフェや移動時に持ち出し
🔸ヒント
同じ物量でも“片付いて見える”視覚効果を得る。
🔑ルール
1> 色は2色+木目まで(例:白×黒×オーク)
2> 直線で揃える:トレイやボックスの角を合わせるだけで締まる
3> 奇数配置(1・3・5)で小物をまとめ、面ではなく点を作る
4> ラベルは日本語で大きく(英字装飾より読みやすさ優先)
💡 余白が質を上げる
● 机上は“A4が1枚置ける余白”を常に確保
● 観葉植物や写真は1点主役に留めると集中が途切れない
🔸ヒント
役割分担を“行事”として予定に組み込むと、自然と片付いた状態を維持できるのが最大のメリットです。
🔑 週次メンテ(短いサイクル)のメリット
✅ リセット効果が高い
曜日を決めて10分だけ整理すれば、散らかりの小さな芽を摘める。 → 片付けが「大掃除」レベルにまで悪化しません。
✅ 気持ちの切り替えに役立つ
週の区切りで机や部屋を整えることで、「今週終わり!来週頑張ろう」という心理的リフレッシュに。
✅ 補充・点検の習慣化
消耗品(文具・コピー用紙・調味料など)の補充忘れが減ります。
🔑 月次メンテ(長いサイクル)のメリット
✅ 大きな整理を“定例化”できる
月1回だけ時間をとって収納の見直しをすることで、不要なものが積み重ならず「モノが増えすぎる」状態を防ぎます。
✅ 見直しのきっかけになる
「この1か月で使わなかったもの」を処分したり配置を変えると、環境が自分のライフスタイルに合う形にアップデートされます。
✅ メリハリのある暮らしに
季節の変わり目や月初・月末のタイミングでメンテすることで、暮らし全体がリズム良く整います。
整理整頓は「できる人だけの特別な才能」ではなく、誰でも始められる小さな習慣です。
✅ 夜のリセット習慣で気持ちよく翌朝をスタート
✅ 書類は縦型管理で“見える収納”に
✅ ケーブルはおしゃれに隠してストレスフリー
✅ 使用頻度でゾーニングして、机上は最低限に
✅ 色や素材をそろえて“映える空間”に
✅ 定期的な持ち物リセットで散らかり予防
この習慣を取り入れれば、片付けに追われる毎日から卒業できます。スッキリしたデスクは、仕事も勉強も暮らしも心地よく変えてくれるはず。